東芝は12月27日、近接無線転送技術「TransferJet」規格に準拠したmicroUSBアダプタモジュール「TJM35420MU」を製品化した。microUSBポートを持つAndroidスマートフォンなどに外付けし、アプリをインストールすることで、TransferJetに対応する。量産開始は2013年3月。スマートフォンやタブレット、PC周辺機器メーカーに販売していく。
TransferJetは、モバイル機器などの画面上で転送したいデータを選んで相手の機器にタッチするだけで、データが転送されるワイヤレス通信技術。1分のハイビジョン動画を約3秒で転送でき、すでにデジタルカメラやPCなどに採用されている。
今回開発されたmicroUSBモジュールは、USB接続回路を内蔵した業界初の製品になるとのこと。これにより、スマートフォンやタブレットなどにTransferJetが容易に外付けできるようになる。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
パナソニックのV2H蓄電システムで創る
エコなのに快適な未来の住宅環境
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス