Flameが重要なのは、きわめて複雑なマルウェアが何年にもわたって発見されずに存在する場合があるということを示しているためだ。Flameプロジェクトは、少なくとも5年前から存在していた可能性があると考えられている。このマルウェアはまた、その神の手によって作られたような中間者攻撃を用いた伝搬技術によって、「ゼロデイ」の考え方そのものも変えてしまった。
もちろん、Flameが発見された時、このような作戦がほかにいくつ存在するのだろうかと考える人が多かった。そして、ほかのものが見つかるまで長くはかからなかった。中東で広範囲に広がっていたもう1つの高度に洗練されたトロイの木馬である「Gauss」の発見は、国家によるサイバー諜報活動にもう1つの次元を加えた。Gaussは様々な意味で注目すべきもので、その一部は今日に至るまで解明されないままだ。多くのわからない点の中には、「Palida Narrow」と呼ばれるカスタムフォントの使用や、インターネットから切り離されたコンピュータを標的とする暗号化されたペイロードなども含まれる。これはまた、主にレバノンで被害者のオンラインバンキングの認証情報をハイジャックする能力を持つ、政府が支援する最初のバンキングを対象とするトロイの木馬でもある。
FlameやGaussによって、中東の戦場には、サイバー戦争というもう1つの新たな側面が加わった。今ある地政学的な緊張には、強力なサイバー的要素が存在するように思われる。これは、われわれが予想するよりも大きなものかもしれない。
2011年、Androidプラットフォームを標的とする脅威の数が爆発的に増加した。われわれは、Androidに対する脅威の数が、警戒すべき速度で増加し続けるだろうと予想した。
サンプルの数は増加を続けて、2012年6月にピークを迎え、1カ月間に7000件近くの悪意のあるAndroidプログラムが特定された。2012年には全体として1年間に3万5000件以上の悪質なAndroidプログラムが発見されたが、これは2011年の数の約6倍にあたる。これはまた、われわれが2005年以降に受け取った悪質なAndroidプログラムのサンプル数の約5倍以上にもなる。
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