*編集部注:「Google Maps」は12月13日(木)、国内で正式にリリースされました。
正式な「Google Maps」アプリケーションが米国時間12月12日夜にも「iOS」に戻ってくる予定だと報じられている。
All Things Digitalは状況に詳しい情報筋の話として、Googleが同ソフトウェアを12日夜に「App Store」で公開する計画だと伝えた。
Appleはコメントを控えている。Googleにもコメントを求めたが、回答を得られなかった。
今回の報道の約1カ月前には、Appleのプラットフォーム向けにGoogleが進めてきた同ソフトウェアの準備が「最終段階直前」のテストフェーズに入ったと報じられていた。なお、今回の報道では同ソフトウェアに搭載される具体的な機能は伝えられていない。
Googleは「iOS 6」が公開された今秋までiOS端末用の地図を提供してきたが、Appleの自社製の地図ソリューションにその座を奪われた。(新しい)地図には稚拙なエラーが多く含まれ、Appleの最高経営責任者(CEO)のTim Cook氏はこのことについて珍しく公式に謝罪した。さらにAppleはApp Storeでほかの地図アプリケーションを推奨するようにさえなった。
iOS利用者はこれ以降、モバイルウェブ版のGoogle Mapsにアクセスできていたが、ネイティブアプリケーションの方がパフォーマンスが良いものと期待できる。Google側も、Apple独自のソフトウェアにはない「Street View」など、それまで提供されていなかった機能をモバイルサイト版に追加した。
以前の報道では、iOS用Google Mapsには、Android版と同様にターンバイターン方式のナビゲーション機能が「含まれるものと期待される」とされていた。まさしくこの機能こそが、AppleとGoogle両社の交渉の障害となり、Appleが独自の地図ソフトウェアを作成することになったと言われている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス