Appleの地図アプリが誤った目的地を示す問題で、オーストラリアの地元警察が、自動車運転者に同地図アプリを使わないよう警告していたが、この問題は完全に「iPhone」メーカーであるAppleの過失というわけではないのかもしれない。
同国の事実上の地名辞典である「Gazetteer of Australia」には、問題となっている同名の場所が2件掲載されているようだ。同辞典には、32万2000件の場所と対応するGPS座標が掲載されている。
The Registerで報道されているように、このことで、「ミルデューラ」の結果が2件となる可能性があり、そのうちの1つは同名の都市から40マイル(約64km)以上離れた辺ぴな荒野に位置していた。人々は、Appleの「Maps」の方向指示に従った結果、荒野に迷い込んでしまったと報じられていた。
The Guardianの報道によると、対象となっている問題は米国時間12月10日にひそかに修正され、現在は、決して近くはないマレーサンセット国立公園の周辺ではなく、ミルデューラの都市へ案内するようになっている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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