Googleは、もっと多くのユーザーのグループに自社のソーシャルネットワーク「Google+」を選んでもらうため、 新機能を導入した。この「Google+ Communities」は同ソーシャルネットワークにグループ機能を統合するもので、米国時間12月6日にサービスを開始した。
「われわれはGoogle+で既に形成されているグループ、そしてこれから生まれるグループに今後提供すべき当然のサービスとして、Google+ Communitiesをとらえている」と、GoogleのGoogle+担当製品管理バイスプレジデントを務めるBradley Horowitz氏は米CNETに宛てた電子メールに記している。
Googleは同日、既に5億人がGoogle+にアップグレードし、2億3500万人が少なくとも1つの機能(ウェブページで「+1」を押すなど)を利用しており、plus.google.comを訪れる月間ユーザーは1億3500万人に上ると説明した(9月時点の1億人から増加)。
同コミュニティで提供されるのは、これまでにウェブベースのグループ製品を利用したことのあるユーザーにはおなじみの明快なグループ体験だ。実のところウェブには当初から何らかのグループが存在し、「Usenet」から次第に進化して、教会、アマチュアスポーツチーム、ブッククラブなどが簡単に利用できる、機能豊富でグラフィックも大いに採り入れたグループになっていった。ウェブ大手はいずれも何らかのグループ製品を提供しており、Googleも2001年に「Google Groups」を導入した。Googleの広報担当者によると、Google Groupsのサポートは継続するという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」