メールとウェブの2画面表示も--さらに進化したドコモ「GALAXY Note II」レビュー - (page 3)

手放せなくなるスマートステイとスマートローテーション

  • スマートステイとスマートローテーションは設定のディスプレイから設定する。オンにしておきたい

 GALAXY S IIIの機能のひとつに「スマートステイ」という機能があり、GALAXY Note IIにも採用されている。イン側のカメラを使い、ユーザーがスマートフォンの画面を見ていればその間は画面消灯しないという機能だが、GALAXY Note IIには「スマートローテーション」という機能もついている。

 これは、画面を見たまま体を横にしても、画面ローテーションが発生しないという機能だ。例えば、スマートフォンを持ち、そのまま横に寝転がるような場面で、画面回転せず顔の向きのまま画面が維持される。

 画面を見ながらベッドにゴロンという場面はないかもしれないが、リラックスした姿勢では、意図に反した画面回転が発生するため、回転をオフにしている人も多いはず。この機能を使えば、画面回転をオンにしたままでも、意図しない回転が大幅に減った印象だ。もちろん意図的にスマートフォンを横にした場合はしっかり回転してくれる。

 スマートステイとスマートローテーションの2つの機能は、使い始めればやめられなくなる機能の一つだろう。

本体サイズをどう見るか--おサイフケータイへの対応も

  • モバイルSuicaも利用でき、電車やバスに乗ることができる

 おサイフケータイに対応したこともGALAXY Note IIの進化のひとつだ。おサイフケータイは必須、という人でも、GALAXY Noteを敬遠する理由がなくなった。

 肝心のGALAXY Note IIのビッグサイズがおサイフケータイ使用時でも使いやすいかという問題だが、これは手の大きさなど個人差がある。実際にモバイルSuicaをインストールして鉄道の改札口を通ってみたが、横幅が81mmある左右の縁をしっかりと掴める手の大きさの人なら問題なしと感じた。

  • おサイフケータイの送受信部は背面の中央よりも若干下になる

 おサイフケータイの送受信部は中央よりも若干下のところに位置するため、その部分を改札口のセンサーに近づけなければならない。送受信部がもう少し上下に寄っていれば、前面と背面を挟み込むような持ち方もできたのかもしれないが、この部分が少し残念だ。

 また、ストラップホールがない点も惜しい点だ。189gと重量があり、左右幅も大きいため、おサイフケータイを使う際、誤って落下させることのないように注意したい。

手書き機能と大画面が欲しい人は“買い”

 今、スマートフォンの大画面化が進行中だが、さらにその一歩上を行くGALAXY Note II。大画面Androidスマートフォンが欲しい人ならなんの躊躇もなく買ってしまってもよいものにバージョンアップしていると言っていいだろう。

 そして、今のスマートフォンでは画面が小さく目が疲れると感じる人や、もっとスマートフォンをPC並みに使いこなしたい人、タブレットが欲しいが通話ができたら……と考えているならGALAXY Note IIを検討してみる価値のある人だ。実際に店頭などで実物のサイズや使い勝手、重量感をぜひ確認してほしいスマートフォンだ。

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画特集

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]