メールとウェブの2画面表示も--さらに進化したドコモ「GALAXY Note II」レビュー - (page 2)

基本スペックが高く、現時点でAndorid最上級クラス

  • Android 4.1を搭載、スペックは最新・最上級クラスと言ってよい

 新しくなったGALAXY Note IIは、スペックの上でも抜かりはない。CPUはクアッドコアでサムスンのExynos 4412を採用、動作クロックは1.6GHz。OSはAndroid 4.1。電池は従来よりも大容量の3100mAh。画面は有機ELのHD SUPER AMOLEDで、解像度は720×1280ドットとなる。

 保存用内蔵メモリは32Gバイトで、さらにmicroSDスロットを持ち、64GバイトのmicroSDXCに対応する。動作のためのRAMは2Gバイトで、動作の快適度アップにも貢献している。

 通信方式はNTTドコモのXi(LTE)に対応、エリアは限定的となるが新しくサービス開始する下り最大100Mbpsに対応するほか、Xiのエリア外ではFOMA(3G)としても利用可能。無線LANは5GHz帯にも対応するIEEE 802.11a/b/g/n準拠。さらにBluetoothは省電力対応の4.0となっている。

 さらに、おサイフケータイ、ワンセグなどに対応する。基本性能が高いだけでなく、通信回線も最新サービスに対応、機能も全部入りで、スペックは最上級クラスと言ってよいだろう。

  • バッテリは3100mAhの大容量

  • SIMカードはmicroSIMを採用、追加メモリーとしてmicroSDカードスロットもある

  • ワンセグのアンテナ

ペンの活用こそGALAXY Noteらしい使い方

  • Sペンはボディ下部から引き出す

 ペンの活用も健在だ。従来から形状を変更し、ペンを持つ部分が太くなっているが、それだけではない。対応アプリではペン先を近づけるだけでプレビューが見られる「AirView機能」を搭載、さらに便利さが増している。

 ペンに対応するアプリは、GALAXY Note以来の「Sノート」があり、テンプレートを使って手書きの会議ノートや日記やレシピなどを作成できるほか、ペンを引き抜いたり、ペン先のボタン操作によっていつでもSノートを起動できる仕組みも用意されている。また、ペンによる手書きの文字認識機能もある。

  • ペンの形状は円形ではなく半円形。ボタンは平面部分にある

 ペンの使い勝手の良さは言うまでもないが、ペンの活用とマルチウインドウの併用も見逃せない。ウェブサイトから文字だけでなく画像を引用する場合も、ペンなら文字のコピーが非常にやりやすい。また、画像ならペンで囲った範囲を抜き出すのも簡単だ。

 ウェブサイトからさまざまな情報を集めてまとめる場合、スマートフォンでは操作が難しい点もあったが、マルチウインドウのおかげでかなり楽になっている。これは一度体験してみるべき機能だろう。

  • 使用中にペンのボタンを押しながらダブルタップするとメモ画面が立ち上がる

  • 手書きで文字認識させて文字入力もできる

  • ペンのボタンを押しながら画面を長押しすると、画面キャプチャーに手書きメモができる

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