NTTドコモの冬モデル「GALAXY Note II SC-02 E(GALAXY Note II)」が11月16日に発売となる。GALAXY Note IIは、4月に発売したGALAXY Note SC-05Dの後継モデルで、タブレットとスマートフォンの間に位置する新カテゴリとしてサムスンが力を入れている製品だ。
画面サイズは約5.3インチ(800×1280ドット)から5.5インチ(720×1280ドット)に拡大しつつも、アスペクト比を16対9にしたほか、横幅を83mmから幅81mmとスリムにし持ちやすくした。
発売に伴い、サムスンでは丸の内と渋谷の都内の2カ所でGALAXY Note IIを実際に体験できる「GALAXY Studio」を開催中だ。丸ビル マルキューブでは、11月11日まで開催する(時間は11時~19時)。続いてSHIBUYA 109にて11月12日~11月29日、さらに六本木ヒルズでも12月5日~25日まで開催予定だ。
GALAXY Note Studioは、初代GALAXY Noteから続くタッチ&トライイベントだ。日本だけでなく、サムスンのお膝元となる韓国をはじめ、販売するすべての国で展開される。100都市を予定しているという。
「他の製品と比べると使用感が重要」──そう語るのは、Samsung Electronics Marketing GroupのJeeyoung HONG(ホン・ジヨン)氏だ。
スマートフォンとタブレット機能を併せ持つGALAXY Noteは、発売当初5.3インチというサイズからスマートフォンとしてはこれまでになく大きく、7インチから10インチが主流となるタブレットよりは小さい。さらに、「Sペン」と呼ばれるスタイラスを本体に収納し、手書きメモなどの簡単なものから標準搭載するアプリで本格的なイラストを描ける“デジタルノート”でもある。
特にサイズ感に関しては、ワールドワイドで賛否両論があったようだ。「肯定する人と否定する人が混在していたが、否定していた人も大部分が体験を通じて肯定的に変わる。体験したユーザーは、Sペンの価値に満足する。大きな画面を使ってから、小さな画面は戻れないという現象が起きた」と話す。
このイベントは韓国ではすでに10月上旬から行われており、韓国最大級の広さを誇る大型複合商業施設「TUNES SQUARE」などで、GALAXY Note IIやGALAXY Note 10.1(日本では未発売)を使った似顔絵師による似顔絵制作や出力サービスなどが行われている。「Creativity for all」をキーワードに、GALAXY Noteによる創造性をアピールする考えだ。
韓国ではGALAXY S IIIよりも売れているというGALAXY Noteシリーズ。2代目となるGALAXY Note IIは発売後1カ月で300万台を突破。前モデル同期比で販売台数は3倍という。日本国内ではまだ浸透してるとは言えないGALAXY Noteシリーズだが、発表会ではGALAXY S IIIの2倍のテレビCMを打つとも宣言。いよいよ11月16日、日本国内でもGALAXY Note IIが投入される。
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