ウェブ版ユーザープロフィールの提供を開始したばかりのInstagramが、今度は企業ブランドがプロフィールをより多くの顧客に見てもらうための手段の提供を始めている。
Instagramは米国時間11月21日、ブランドのInstagramプロフィールにリンクするショートカット機能を持つバッジの提供を開始した。企業がこのアイコンをブランドのウェブサイトやブログに配置すると、サイト訪問者はクリックするだけでプロフィールにアクセスできるという仕組みで、企業にとっては商品や宣伝広告に注目を集める新たな手段となる。
Instagramの親会社であるFacebookによれば、この機能に対する要望が企業から多く寄せられていたという。今回の動きは、企業ブランドからの要請に応じることでさらなる売り上げの拡大を目指すというFacebookの戦略を反映したものだ。バッジの目的は、企業が消費者をブランドのプロフィールページに誘導するのを支援すると同時に、Instagramサイトへのトラフィックを拡大することにある。その結果、Instagramにアクセスする消費者の数が増えれば、Instagramユーザーをさらに増やせる可能性があるというわけだ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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