好みのニュースをすべて1カ所で閲覧できるモバイルアプリ「Flipboard」が今回、書籍にも対応した。米国、英国、カナダ、オーストラリア、フランス、イタリア、スペイン、ドイツ、オランダおよびブラジルで利用可能だ。
Flipboardは米国時間11月15日、「iOS」ユーザーがFlipboardアプリの最新アップデートをダウンロードすると、フィクション、ノンフィクション、料理本など25ジャンルの書籍の情報を閲覧できるようになると発表した。この機能を提供するため、FlipboardはAppleの「iBookstore」を同社アプリに組み込み、基本的にユーザーがAppleの「iBooks」について知るための手助けをするパイプ役となっている。
Appleの書籍タイトルを取捨選択するにあたり、Flipboardのユーザーは出版社のコメントを読んだり、著者に関する情報を見たり、AppleのiBookstoreにあるその書籍をダウンロードするためのリンクをタップしたりすることが可能だ。このリンクが、Flipboardにとって最も重要な機能だと言ってよいだろう。ユーザーがFlipboard経由でタイトルを参照してその書籍をiBookstoreで購入すると、FlipboardはAppleから5%のコミッションを獲得する。つまり、これはFlipboardが売り上げを増やすための新たな手段となっている。
Flipboardは8月、同社アプリのユーザー数が2000万人に達したと発表した。これらのユーザーは1カ月あたり30億件のアイテムを共有している。Flipboardは6月、ユーザーベースを拡大して成長を加速する狙いで、「Android」版アプリをリリースしていた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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