Zyngaの最高経営責任者(CEO)を務めるMark Pincus氏は米国時間11月13日、同社の最高財務責任者(CFO)が辞任して、味方でもあり敵でもあるFacebookの幹部に就任すると社内文書で発表した。
まもなく前CFOとなるDave Wehner氏の退任にともない、Pincus氏は新たな同社経営陣の再編を検討した。製品開発に向けた同氏の指導力をさらに高める動きだ。
Zyngaは、かつて同社のCFOを務めたことがある最高会計責任者(CAO)のMark Vranesh氏をWehner氏の後任に任命した。また、最高モバイル責任者のDavid Ko氏が最高執行責任者(COO)を務める。
同社はまた、業務および経営企画担当の前エグゼクティブバイスプレジデントであるBarry Cottle氏を最高売上責任者(CRO)に、ゲーム担当の前エグゼクティブバイスプレジデントであるSteven Chiang氏をゲーム担当プレジデントにそれぞれ昇格させた。
Zyngaによると、他の役員らの退任によって空席になっていたこれらの役職は、Pincus氏が一層製品開発の指揮を直接執る必要があることを反映して再編成されたという。前最高執行責任者(COO)のJohn Schappert氏は、今年になって行われた再編成で同氏の代わりにKo氏がPincus氏の指揮下に入った後で辞任している。
Pincus氏はまた、現時点における同社の業績見通しを再確認した。同社は業績不振を克服するために、Facebookなどのプラットフォームに向けたゲーム制作会社ではなく、サードパーティー開発者向けのゲーミングプラットフォームとなるよう注力しようとしている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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