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3年前のPCでもWindows 8に変えればパフォーマンスは向上--日本マイクロソフト

坂本純子 (編集部)2012年11月13日 17時56分
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 日本マイクロソフトは11月13日、メディア向け説明会を開催し、Windows RTの概要やWindows 8へのアップグレードのメリットなどについて説明した。

 日本マイクロソフト 業務執行役員 Windows本部 本部長の藤本恭史氏は、まずWindows 7に関して振り返り、“再創造”をコンセプトにリリースした結果、6億5000万ライセンス出荷したと説明。「史上最速で進んだOSで、PCというデバイスに対して基本的な性能を突き詰めた結果、好評を得たと思う。基本的な性能とは、落ちない、ブルースクリーンがでない。安定性、セキュリティが強固である、パフォーマンスそのものが、すぐに起動して使えるということ」とした。

「目指したのはタブレットのような使い勝手」--Windows RT

Windows RTのメリット
Windows RTのメリット

 Windows 8の1つにWindows RTというエディションがある。モバイル機器で主流となるARMプロセッサ上で動作するOSだ。「目指したのはタブレットのような使い勝手」という。なお、ARMプロセッサを搭載する端末向けのエディションで、単体のパッケージでは販売されない。

 今後数年間のトレンドを見据えて開発したもので、「iPad、Androidなど、タッチイネーブルなデバイスで、タッチやペンなどのインプットデバイスによって触って操作していくものが進んでいく。ARMアーキテクチャ上で動いているものが増えており、それによってお客様の選択肢を増やす」とし、デバイスの広がりがキーになっていくとした。

日本のWindows RTデバイス
日本のWindows RTデバイス

 現在国内におけるWindows RT搭載のモデルは、NECパーソナルコンピューターの「LaVie Y」、ASUSの「ASUS Vivo Tab RT」の2つ。いずれも薄型軽量を特長とし、PCとしてもタブレットとしても使える機能を兼ね備えている。

 「(Windows RT搭載機は)薄型、軽量、長時間バッテリが特長。バッテリの時間はインテルアーキテクチャでも長くなっているので、どこまでが差別化になるのかというのはあるが、一般認識として軽量のものが作りやすい」と説明した。

 Windows 8と同じユーザーインターフェースを兼ね備えており、パッと見ただけではWindows 8なのかWindows RTなのかわからない。どちらも戸惑うことなく操作できそうだ。また、マイクロソフトアカウントでサインインすることで、お気に入りや設定などを複数のPCで同期できる使い勝手のよさが備えた。さらに一部のマクロ機能などをのぞき、Windows 8版とほぼ同様の機能を持つMicro Office 2013 RT Previewを搭載できるほか、ストレージの拡張や追加デバイスへ接続できるUSBポートの搭載による拡張性の高さも魅力となっている。なお、利用できるデバイスは、マイクロソフトが用意するウェブサイト「互換性センター」で確認できる。

3年前のPCでもWindows 8に変えればパフォーマンスは向上

アップグレードする主なメリット
アップグレードする主なメリット

 Windows 8には「Windows 8」と「Windows 8 Pro」の2つのエディションがラインアップする。新OSに合わせてモデルが数多く登場しているが、「Windows 8に変えるだけでパフォーマンスの恩恵もある」(オンラインマーケティング統括本部コンシューマーWindows本部エクゼクティブプロダクトマネージャーの森洋孝氏)とし、OSのアップグレードにも力を入れる。

パフォーマンス比較
パフォーマンス比較

 同社では、スタンダードな2009年夏モデルPCにWindows XP、Windows Vista、Windows 7、Windows 8をインストールし、それぞれOSの起動時間とアプリの起動時間を測定して比較。結果はいずれも速度が改善しており、「PCを電源を入れてからアプリを起動し使うまでの一連のエクスペリエンスを快適にするのが根本にある。非常に顕著で分かりやすいのは起動時間が圧倒的に速くなっている」と説明。どのOSからでもパフォーマンスが向上するとアピールする。

 一方で、スタートボタンがなくなり、不便になったという声も聞く。これについては、「スタート画面を使いやすいようにカスタマイズをすることで、スタートボタンからやっていたことがいままで以上に快適にできるようになる」と説明。スタートボタンをクリックし、一覧から選んで──という操作からタイルをクリックするだけで済むとした。

タッチパッドでもWindows 8の操作が可能に
タッチパッドでもWindows 8の操作が可能に

 Windows 8の登場によって、デスクトップやラップトップ、コンパーチブルやタブレットなどさまざまなデバイスがラインアップでき、入力もキーボードやマウス、タッチ、ペンと幅が広がったと説明する。

 また、Windows 8はタッチスクリーン搭載のPCでないと満足に使えないという誤解があるとし、タッチパッドを使うことでタッチ画面のように快適に使えるとした。ただし、精度やどこまでのアクションをサポートするかなどはメーカーによって異なるとしている。

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