あきない総合研究所は、同社が運営するレンタルオフィス「katanaオフィス」をフランチャイズ(FC)展開すると発表し、ビルオーナーや事業会社を対象にフランチャイズ加盟店募集を開始した。
katanaオフィスは、起業家や個人事業主などを対象に月額1000円で3時間まで利用できるレンタルオフィスを提供するサービス。2007年にサービスを開始し、汐留、渋谷、大阪の3拠点で運営中のレンタルオフィスの会員は現時点で合計543社。
運営管理システムとしてクラウドサーバを経由した全拠点のカードキー管理を採用しており、入退室管理から利用課金、クレジット決済までがフェリカ対応のカードキーで管理されている。オフィスレンタル事業とあわせて、自社ファンドからの出資や、交流会やセミナーの開催、会社設立支援、営業支援などの起業支援サービスも提供している。
今回のフランチャイズ展開は、これらのサービスをパッケージ化してビルオーナーや事業者に提供するもの。加盟のイニシャルコストは加盟金が30万円、システム初期設定が15万円の合計45万円。このほか、ランニングコストとしてシステム利用料が月額5万円、ロイヤリティが売上の10%となっている。都心の100坪オフィスの売上モデルは月300万円~400万円で、60%以上の営業利益が目標だという。
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