Kleiner Perkinsのベンチャーキャピタリストであり、かつて「Queen of the Net」(ネットの女王)と呼ばれていたMary Meeker氏が米国時間11月5日夜、サンフランシスコで少人数に向けて「Internet Trends」レポートの異例の中間報告をしたとTechCrunchが報じた。
テクノロジビジネスの状況に関する有名なプレゼンテーションを毎年実施しているMeeker氏は、モバイルの成長や「Android」の普及、タブレットの利用状況について意見を述べた。
TechCrunchによると、重要な点として、Androidスマートフォンの普及速度が「iPhone」よりも6倍速いことが報告されたという。Appleも好調を維持しているが、米国のモバイル市場においてAndroidが強い立場にあることを考えればこの発表は大きな驚きではない。Meeker氏は、モバイルの成長は強力で「iPad」の普及速度がiPhoneの普及を急速に上回っていることも指摘した。TechCrunchは「iPadの普及はiPhoneの普及よりも5倍の速度で増加し、同氏が5月に行った報告の3倍である」ことを示した。
さらに、2013年の第2四半期末までに、スマートフォンとタブレットを合わせたユーザー数がPCのユーザー数を上回るものとみられている。
このイベントは、個人間融資のLending Clubで個人ローン貸出総額が10億ドルを突破したという発表を伝えるために開催されたようだ。Meeker氏はLending Clubの役員を務めている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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