Androidテスト自動化手掛けるソニックス、北米とシンガポールに海外拠点

岩本有平 (編集部)2012年11月06日 10時00分
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 ソニックスは11月6日、シリコンバレーとシンガポールに海外拠点を開設することを発表した。

 同社は、Android向けにオープンソースソフトウェアやライブラリを提供するほか、Android端末のテスト自動化サービス「Scirocco Cloud(シロッコ・クラウド)」を提供している。

 Scirocco Cloudは、同社が管理する特殊なサーバにAndroid端末実機をUSB経由で接続し、ネットを通じてテストできるサービス。スクリプトを用意することで、さまざまな端末でのテストを自動化できるため、「主要端末のテストは手元で実施して、残り8割に利用するといった使い方で、多く見積もってコストは5割減ほどになる」(ソニックス代表取締役社長の吉澤武則氏)という。

 海外拠点では、それぞれ北米、アジア圏でのマーケティング活動を進めるほか、それぞれデータセンターを用意して、周辺地域で流通する端末のテスト環境についても整備していく。 海外には北米やイギリス、イスラエルなどをカバーするPerfecto Mobileや北米を中心にサービスを展開するKeynote Systemsといった競合もあるが、同社では1年半以内にも日本、北米、東南アジアに対応したサービスを展開するとしている。また、iOSへの対応についても今後検討するという。

 ソニックスは2006年の設立。2012年8月には電通デジタル・ホールディングスおよびニッセイ・キャピタルから合計1億5000万円を調達している。

「Scirocco Cloud」の動画デモ
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