comScoreの調査によると、サムスンと「Android」OSは第3四半期も引き続き米国のモバイル市場を支配しているが、前期比ではAppleが最大の増加幅を記録したという。
米国でモバイル契約を結んでいるユーザー3万人以上を対象としたcomScoreの調査では、サムスンが(スマートフォンとスマートフォン以外の両方で)携帯端末メーカーの首位となり、7〜9月の市場シェアは4〜6月の25.6%からわずかに増加して26%となった。
Appleはわずか0.2ポイント差でLGに続いており、シェア第2位の携帯端末メーカーの座が目前に迫りつつある。LGの市場シェアは前期比1.1ポイント減の17.7%だったが、Appleのシェアは同2.1ポイント増の17.5%だった。
一方、スマートフォン向けプラットフォームでは、GoogleのAndroid OSのシェアが第2四半期から1ポイント近く増加して52.5%となり、首位を維持した。Appleは前期比1.9ポイント増の34.3%で第2位だった。
Research In Motion(RIM)の「BlackBerry OS」、Nokiaの「Symbian OS」、Microsoftの「Windows Phone」は、前期比ですべてシェアを落とした。
今回のレポートは他の調査機関各社と同じような結果となっており、これらの調査ではAppleとサムスンが他の競合各社との差を広げているのがわかる。両社はこの業界の利益の大部分を占めており、また最新の主力端末である「iPhone 5」および「GALAXY S III」は、ZTEなど低価格の携帯端末メーカーがローエンド市場に圧力をかけている中で、両社が優位に立ち、Motorola Mobilityなどの競争相手を圧倒する助けになっている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス