デスクトップ向け「Google Earth 7」が米国時間10月31日に登場した。モバイル版を最近利用してきたユーザーにはおなじみの機能である、世界中の興味深い場所を表示するよう設計されたバーチャルツアーガイドと新しい3D画像などが追加された。
Googleによると、バーチャルツアーは、グランドキャニオン、エッフェル塔、サン・ピエトロ大聖堂など人気の名所を含む世界の1万1000カ所以上で利用できるという。バーチャルツアーは、地図ビューの下にサムネイル画像として表示され、訪れてみる価値のある付近の場所や関連する情報を提示する。
一方、新バージョンには、これまで「Android」や「iOS」でのみ利用できていた3D画像が多くの場所に対して含まれている。対象となる場所は、コロラド州ボルダー、ボストン、ノースカロライナ州シャーロット、デンバー、カンザス州ローレンス、カリフォルニア州ロングビーチ、ロサンゼルス、オレゴン州ポートランド、テキサス州サンアントニオ、サンディエゴ、カリフォルニア州サンタクルーズ、シアトル、フロリダ州タンパ、アリゾナ州ツーソン、ローマ、サンフランシスコのベイエリア(ペニンシュラとイーストベイを含む)。さらに31日より、フランスのアヴィニョン、テキサス州オースティン、ミュンヘン、アリゾナ州フェニックス、ドイツのマンハイムなどの3D画像も見ることができる。
「これらの地域を飛び回るように移動したり、3D表示された建築物や地形、さらには木々を眺めたりするという体験は現在、モバイルとデスクトップの両デバイスで一貫性のあるものとなっており、ユーザーによるすべてのバーチャルな旅をこれまで以上にリアルなものにしている」とGoogleのPeter Birch氏は、ブログの投稿で述べている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス