好きな画像を覗き見防止フィルタとして使える「Privacy Filter」

アプリ名:Privacy Filter(Ver.4.5.1)
金額:100円(2012年11月1日時点)
カテゴリ:ツール
開発:A.Akira
使用端末:Xperia acro HD IS12S
おすすめ度:★★★★☆

「Privacy Filter (プライバシーフィルター)」は、画面の覗き見を防止するためのアプリだ。画面に半透明のパターンなどを重ねて表示することにより、隣からスマホの画面を覗きこまれても、どんな画面を見ているかを把握しにくくできる。

ホーム画面。設定時を除いてあまり頻繁に表示する画面ではないが、アプリの出来がしっかりしているのに比べ、ややデザインがチープなのは気になる
ホーム画面。設定時を除いてあまり頻繁に表示する画面ではないが、アプリの出来がしっかりしているのに比べ、ややデザインがチープなのは気になる

 使い方は簡単で、通知バーから本アプリをオンにするだけ。デフォルトでは単色のフィルタが表示され、画面が見づらい状態になる。このほかドットや網目など、プリセットされているさまざまなフィルタを選択し、画面に重ねて表示することも可能だ。

 同等アプリと比較すると、本アプリはフィルタの種類が豊富なほか、任意の画像を半透明化しフィルタとして利用できる機能を備えることが特徴だ。お気に入りの写真をフィルタにすれば、ドットや網目など規則性のあるパターンと違ってガード効果も高いうえ、壁紙のように好みの画像を常時表示したりと、カスタマイズ目的でも利用できる。画像はメモリカードからの読み込みにも対応しているので、わざわざ内部ストレージにコピーする手間もかからない。

 通知バーから起動できるほか、自動起動にも対応。またウィジェットにも対応するなど、自分に合った方法で利用できる。通知バーやウィジェットのアイコンが選択できたり、有機EL端末向けのオプション項目が用意されていたりと、自分の好みや端末の特性に合わせて使うための項目も充実しているので、ほかのアプリは気に入らなかった、うまく動作しなかったという人でも、試してみる価値はある。

 100円の有料アプリだが、広告入りの無料版もあるので気軽に導入できる。ネックとなるのは、起動画面およびウィジェットのデザインがチープなことで、ここが改善されれば積極的に利用する機会も増えそうだ。

  • フィルタの種類は豊富。ドットや網目など規則性のあるパターンのほか、あしあと・アゲハ蝶のランダムパターン、クリスマスなどの装飾パターンもある

  • 網目フィルタを表示したところ。同等アプリに比べると大胆なサイズの模様が多い

  • クリスマス柄のフィルタを表示したところ。覗き見防止というよりむしろ装飾的な意味合いが強そうだ

  • 外部から読み込んだ写真を半透明化してフィルタとして利用することもできる。透明度も調節が可能

  • パターンのない単色のフィルタを重ねることも可能。色はRGBのスライダで調節できる

  • 設定項目は同等アプリと比較してもかなり細かい。通知バーに表示するアイコンの種類を選ぶことも可能

  • 起動はウィジェットのほか、通知エリアからも行える

>>「Privacy Filter」のダウンロードはこちらから

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