[ウェブサービスレビュー]リピート通知に特化したタスク管理サービス「Deadline」

Helicoid Limited.
内容:「Deadline」は、記入したタスクの締め切りが近づくと、メールなどを用いて通知してくれるサービスだ。タスク管理サービスに搭載される、通知周りの機能だけを独立させたかのようなサービスであり、定期的なタスクを確実に実行するためのツールとして活用できる。
  • 「Deadline」トップページ。利用に当たっては会員登録が必要になる。まずは右側のリンクからアカウントを作成し、ログインする

 「Deadline」は、記入したタスクの締め切りが近づくと、メールなどを用いて通知してくれるサービスだ。タスク管理サービスに搭載される、通知周りの機能だけを独立させたかのようなサービスであり、定期的なタスクを確実に実行するためのツールとして活用できる。

 本サービスにタスクとその締め切り日を登録すると、締め切りが近づくたびに指定の方法で通知が届くようになる。一般的なタスク管理サービスであれば、締め切り日を設定せずにタスクを登録することもできるが、通知に特化した本サービスでは、締め切り日を省略することはできない。締め切り日は単発のほか、リピートタスクなら週一、月一などの頻度も指定できる。これらの仕組みは「Remember The Milk」「Toodledo」とよく似ている。

 通知方法は多彩で、メール、ブラウザ経由、フィードやiCalからの登録、Mac OS用の専用クライアント、さらにはGoogle TalkやJabberといったメッセージングサービスまで利用できる。日本から使える現実的な方法としては、メールかブラウザ経由、もしくはiPhoneアプリということになるだろうか。

  • ページ上部のフォームからタスクを記入する。日本語でも文字化けはなく、最大で140字まで入力できる。なおこの際、タスク名に続けて「Monday」など曜日を書けばそれが締め切り日として設定できるが、日本語の曜日名は通らないので次の画面で設定したほうが無難

  • タスクの詳細設定画面。曜日などのほか特定の日時も選択できる。リピート間隔もここで設定する

  • 設定が終わると一覧画面に表示される。マウスオーバーするとボタンが表示されるので、完了したら「Done」をクリックする

 締め切りが近づくとこれらの方法で通知されるので、完了したら「Done」をクリックする。リピートタスクについては次回の締め切り日に再度通知されるので、中止の場合は「Stop」を押して停止させる。設定画面からは近々通知される予定の一覧を見られるので、設定がうまく行かない場合、それらを見ながら修正することも可能だ。

 タスク管理すべてをこのサービスに任せてしまうほどの高機能さは持ち合わせていないが、通知機能の強力さは、タスクをついつい先送りにしてしまう人にとっては魅力的だ。起床時に目覚ましを二重にセットするのと同じ要領で、ふだん使っているタスク管理サービスの補助として使えば、うっかり締め切り日を忘れるミスを減らすのに役立ちそうだ。

  • 届いたメール。メールはデフォルトでは締め切り日の前日に届くよう設定されているので、例えば期日が「水曜」で時間を「22時」にセットすると火曜夜22時にメールが送られてくる

  • 通知方法の設定はオプション画面から行う。近々通知される予定の一覧も下段に表示されるので、うまく動作しなければここをチェックするとよいだろう

  • 専用のiPhoneアプリ「Helicoid Deadline」からの記入も行える

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