Amazonにとっても、ウォール街から歓迎されそうにないニュースだ。
同社の第3四半期決算(9月30日締め)は、売上高138億1000万ドルで2億7400万ドル(1株当たり60セント)の赤字となった。First Callによると、ウォール街のコンセンサス予想は、四半期売上高が139億2000万ドルで1株当たり8セントの損失というものだったという。前年同期の売上高は109億ドルで、6300万ドル(1株当たり14セント)の黒字だった。
電話会見で詮索されそうな分野は、いつも取り上げられることだが、同社の支出に関する戦略だ。最高経営責任者(CEO)を務めるJeff Bezos氏はここ何年も、市場シェアの拡大を目指して、利益を生むのに何年もかかる構想への資源投入を優先する姿勢を示してきた。だが、当面の利益に無関心に見えるこうした態度は、ウォール街をいらつかせている。Bezos氏にこうしたやり方を改める様子はなく、それどころか先ごろは、電子書籍リーダー「Kindle Fire HD」や「Kindle Paperwhite」を原価で販売しているとBBCに語った。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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