東芝は10月23日、最新OS「Windows 8」搭載の個人向けPCの2012年冬モデルを発表した。3つの利用スタイルに変化する「dynabook R822」などを10月26日から発売する。
dynabook R822は、1366×768ドット表示の12.5型ワイドタッチパネル液晶を搭載したウルトラブック。液晶をキーボード上にスライドさせる独自の「スライド&チルト」機構を採用しており、キーボードやタッチパッドを使った一般的なノートPCスタイルのほか、対面者との情報共有がしやすいフラットスタイル、タッチ操作がメインのタブレットスタイルという3つのスタイルを実現している。
ボディとタッチパネルには、軽量かつ高強度なマグネシウム合金と強化ガラスを採用しており、本体サイズは高さ約19.9mm×幅約326.5mm×奥行き約213.0mm、重量は約1.49kg。
主なスペックはCore i5-3317U(1.70GHz)、4Gバイトメモリ、128GバイトのSSD、IEEE802.11b/g/n準拠の無線LAN、Bluetooth Ver4.0、ウェブカメラ(前面:約100万画素、背面:約300万画素)など。実売予想価格は15万円前後となっている。
「dynabook T642」は、1366×768ドット表示の14型ワイドタッチパネル液晶を搭載したノートPC。画面の縁に段差がない「フルフラットタッチパネル」で快適に操作ができるほか、高音質なharman/kardonステレオスピーカも備えている。
主なスペックは、Core i5-3317U(1.70GHz)、4Gバイトメモリ、750GバイトのHDD、DVDスーパーマルチドライブ、約100万画素のウェブカメラなど。本体サイズは高さ約25.8~30.8mm×幅約349.0mm×奥行き234.0mm、重量は約2.2kgで、バッテリ駆動時間は約5.5時間となっている。実売予想価格は13万円前後。
そのほかノートPCでは、15.6型ワイド液晶搭載のスタンダードモデル「dynabook T552」(実売予想価格10万円台半ば~16万円前後)、全機種にSATA 3.0対応SSDを備えた13.3型ワイド液晶搭載のスリムコンパクトモデル「dynabook R732」(同15万円前後~20万円前後)、さらにSATA 3.0対応SSDやCore i3-3217Uを採用した13.3型ワイド液晶搭載のウルトラブック「dynabook R632」(同12万円台半ば~14万円前後)、地上/BS/110度CSデジタル放送対応TVチューナ×2基を備えた15.6型ワイド液晶搭載のハイスタンダードAVノートPC「dynabook Qosmio T752」(同13万円前後~18万円前後)もラインアップしている。
デスクトップPCでは、AV機能が充実した23型ワイド液晶一体型の「REGZA PC D732/V9G」、21.5型ワイド液晶一体型の「REGZA PC D712/V7G」「D712/V3G」をリリース。解像度はいずれも1920×1080ドットで、ワイヤレス抗菌タイルキーボードを採用。D732/V9Gには3Tバイトの大容量HDDも備えている。実売予想価格は、D732/V9Gが21万円前後、D712/V7Gが19万円前後、D712/V3Gが12万円前後になる見込みだ。
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