宇宙人が攻めてきたら、英国が守ってくれるかもしれない。
英国防省に21年間勤めたNick Pope氏はMSN Newsに対し、以下のように語っている。
われわれは、皆さんが今後10~15年間はニュースで目にすることのないような戦闘機や無人飛行機などの兵器の試作品を確かに所有している。したがって、今のところは「秘密情報部トーチウッド」のような組織はないが、われわれが未知の生物からの脅威にさらされた時にはそのような組織ができ、戦いに大いに役立つようなキットを手にするだろう。
「秘密情報部トーチウッド」は英国のSFテレビドラマで、地球にもぐりこんだエイリアンを捜査する機関「トーチウッド」のメンバーたちの活躍を描いている。
Pope氏は宇宙人の存在を認めているようだ。同氏はMSNに対し、「同僚たちと私は、われわれの公の(大衆、メディア、議会に対する)立場がどうであれ、個人的には、UFO目撃の5%は説明がつかないままであり、少なくとも脅威の可能性くらいはあるはずだと考えている」と語った。
同氏はまた、「われわれは議会に『国防にとって重要性はない』と報告したが、決して本気ではなかった。UFOが2つの防衛基地の間に着陸したら、国防に対してとてつもない重要性を持たないはずがないからだ」と語った。
ただし心配なのは、未知の世界の者たちとの戦いに、戦闘機などの兵器があれば十分だとする考え方だ。
15年先を行く兵器も、宇宙人があらゆる面でわれわれより115年先を行っていたら何の意味もないのだから。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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