スマホアプリのユーザービリティテスト、クラウドソーシングで実現する「UI SCOPE」

岩本有平 (編集部)2012年10月17日 10時30分
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 InnoBetaは10月17日、MOVIDA JAPANから500万円の資金を調達したことを明らかにした。あわせて、スマートフォンアプリのユーザービリティテストサービス「UI SCOPE」を正式オープンした。

 UI SCOPEは、同社が抱える600人超のモニターを使ってスマートフォンアプリのユーザビリティテストができるサービス。テストを希望するユーザーが、InnoBetaの提供するテンプレートをもとにテスト項目を作成すれば、モニターがテストを実施する。モニターにはスタンドつきのウェブカメラが貸与されており、テスト結果や感想とともに、実際のテストの様子を録画、アップロードする。これにより、実際にどういった操作に困っているかなどを動画で確認できる。料金は、モニター10人、動画保存1カ月で3万円から。モニターは、テストの内容次第で商品券などと交換できるポイントを得ることができる。

 スマートフォンのネイティブアプリのほか、ウェブアプリやECサイトのテストにも対応するという。これまでベータ版を運用してきたが、サービスローンチ時やリニューアル時のテストのニーズが高いという。

 すでに企業の利用実績もある。リクルートのR&D部門であるメディアテクノロジーラボでは、iPhoneアプリ「Ambrotype」のテストにUI SCOPEを利用した。当初、アプリ起動時にプッシュ通知のオンオフに関するアラートが表示されていたが、「理由が分からずに通知をオンにするのが怖い」といったモニターの声をもとに、プッシュ通知に関する説明を盛り込むなどしたという。「テストによって、本来の価値を正しく伝えられるサービスが増えれば、よりそのサービスを利用して幸せになる人も増える」(InnoBeta CEOの平石大祐氏)

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