ビットセラーは10月16日、Android向けカメラアプリ「FxCamera」のダウンロード数が2000万件を突破したと発表した。
FxCameraは2009年に誕生し、現在では225カ国のユーザーに利用されている。2012年4月には、ビットセラーが開発者だった山下盛史氏から全事業を取得。山下氏がビットセラーの取締役に就任するという形で開発を進めてきた。
6月には大きなリニューアルを実施し、機能の全面強化を図った。この結果、ユーザー数がこれまでの3倍のペースで増加し、2000万ダウンロードを突破するに至った。現在では11名で開発をおこなっており、日々伸びているユーザー数に対応している。
FxCameraは、撮影した画像に数種類のエフェクトを誰でも簡単にかけることが可能で、GooglePlayの無料写真カテゴリーランキングでは常に上位をキープしている。ビットセラー代表取締役の川村亮介氏は「2000万ダウンロードを突破し、現在ではAndroidアプリカメラにおいて世界一のシェアを占めている。ユーザー数の割合としては、1位が米国で22%、2位に日本で19%、3位に韓国で10%、その後、インド、タイなどが続いている」と語る。
Androidアプリのみを提供してきたFxCameraだが、それが結果的にAndroid市場において大きなシェアを占めることに成功したという。今後は、同社が開発するクラウドストレージサービス「Cellar」との連携やマネタイズなどをおこなっていくと語った。
また、11月にもユーザーからの要望が多かったiPhoneアプリをリリースする予定。「iPhoneアプリのリリースと同時に、大きな機能を実装する。カメラを楽しく使うことで、日々の生活が豊かになるきっかけを提供していきたい」(川村氏)と語った。
ビットセラーでは、12月までに2500万ダウンロードを目指す。2014年前半のダウンロード目標は1億件。「世界一のカメラアプリを目指す」(川村氏)とという。
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