大きなうわさになっているがまだ発表されないAppleのタブレット端末「iPad mini」について、アジアの複数の部品メーカーが第4四半期に1000万台以上を製造する予定で注文を受けていると、The Wall Street Journalがサプライチェーン関係筋の話として伝えた。この製造目標台数は、Amazon.comが同四半期向けに発注したと報じられている「Kindle Fire」の製造台数の約2倍だ。
Appleは自社のタブレット計画について多くを語っていない。米CNETは同社にコメントを求めているが、本稿掲載時点で回答は得られていない。
小型版「iPad」の製造は製造業者にとって難しい仕事だという報道が事実なら、これほどの量産は無謀とも思える。Topeka Capital MarketsのアナリストBrian White氏によると、この小型タブレット端末は設計が複雑なことから、Appleのサプライチェーンは製造に苦戦しているという。それでも同氏は、Appleが第4四半期末までに多くのiPad miniを売り上げ、販売台数は500万~700万台に達すると予想している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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