リコーは、10月9日から14日まで東京で開催される国際通貨基金・世界銀行年次総会(IMF・世銀総会)において、会議運営に関するソリューション・サービスを提供する。
リコーグループは、これまでも国内で開催されたさまざまな国際会議において、ドキュメント出力サービスを提供してきた。今回のIMF・世銀総会では、超短焦点プロジェクターを3台連結し、横幅3.84mで迫力のある映像投影や、省スペースの遠隔映像コミュニケーションシステムと超短焦点プロジェクターの組合せによるバーチャルヘルプデスク、iPadを活用したペーパーレス会議など下記の5つをサポートする。
(1)プロジェクターを連結させ、大画面で迫力のある映像を流すマルチプロジェクションシステムの提供
超短焦点プロジェクタを3台連結し、横幅3.84mの映像投影を可能にした。3台をPCで一括コントロールする。地方公共団体から取り寄せた日本各地の美しい風景なども投写
(2)会場案内などを遠隔映像でオペレーターが対応するバーチャルヘルプデスク
遠隔映像コミュニケーションシステムと超短焦点プロジェクターを組み合わせ、省スペースのヘルプデスクを設置。オペレーターが行き先案内などの情報をヘルプデスクの画面に表示したり、プリンターに出力することも可能
(3)IMF・世銀総会に関するさまざまな情報を配信するデジタルサイネージ
超短焦点プロジェクタを活用することで、設置工事にかかる手間をかけずに、かつ、ガラス面をスクリーンとするなど限られたスペースを活用
(4)ドキュメント出力環境の整備・運用管理サービス
省エネ技術が搭載されたリコーのデジタル複合機とプリンタ、合計約750台により構成
(5)会期中に開かれる一部のセミナーにおいてペーパーレス会議環境の整備・サポート
iPad用ペーパーレス会議・プレゼンテーションソフトウェア「RICOH Smart Presenter」を起用
なお、日本政府は、東日本大震災から力強く復興する日本の姿を見てもらう絶好の機会であるととらえており、日本独自の高い技術やサービス、効率を追及した会議運営を通じてクールジャパンを広く世界にプレゼンすることも目的としているという。
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