リコーは2月9日、デジタルカメラ関連事業の組織機能を変更すると発表した。コンシューマ向け事業をペンタックスリコーイメージングに集約する。
現在リコーブランドのカメラ事業はリコー・パーソナル・マルチメディア・カンパニー(リコーPMMC)が、ペンタックスブランドについてはペンタックスリコーイメージングが、それぞれ担当している。組織変更となる4月1日からは、コンシューマ向け事業をペンタックスリコーに集約するという。同時にペンタックスリコーの監視カメラ用レンズなどのセキュリティー関連製品事業と、業務向けカメラ事業をリコーPMMCに集約する。
リコーは、2011年10月にペンタックスリコーを設立。以降、コンシューマ事業の強化を目的にリコーグループ内における組織機能の重複の排除などに取り組んできたとのこと。今回の組織機能変更により、顧客接点力の強化、開発リソースの最適配置、技術投資の方向性や業務プロセスの見直しなどを加速し、より魅力ある商品、サービスを提供できる体制が整ったとしている。
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