ポイントサービス「スマポ」にアパレル24ブランドが参画--O2Oのニーズ高まる

岩本有平 (編集部)2012年10月09日 08時00分

 スポットライトは10月9日、共通来店ポイントサービス「スマポ」での利用店舗を拡大したと発表した。アパレル24ブランドを追加し、35ブランド188店舗で利用できるようになった。

 スマポは、位置情報をもとに専用のスマートフォンアプリで近隣の参加店舗を表示し、チェックインすることで参加店舗の商品券などに交換が可能なポイントが付与されるサービス。店舗側に超音波を発生させる端末を設置し、スマートフォンのマイクでそれを拾うという仕組みを採用している。GPSとこの仕組みを組み合わせることで、精度の高いサービスを提供している。アプリはiPhoneとAndroidで提供しており、ユーザーの利用は無料だ。


スポットライト代表取締役の柴田陽氏

 今回新たに参加するのは「FREAK'S STORE」「JOURNAL STANDARD」「nano・universe」「SHIPS」「URBAN RESEARCH」(年内参加予定)など24のアパレルブランド。

 2月時点でのUNITED ARROWSへのチェックイン回数は月間約1万2000回。こういった事例がきっかけとなり、アパレル業界からの注目も高まってきたという。「先進的という共通認識を持ってもらえた。業界内でO2Oのニーズも非常に高まっている」(スポットライト代表取締役の柴田陽氏)。

 また同社は、5月には伊藤忠テクノロジーベンチャーズ(ITV)からの増資を発表しているが、一部のブランドについては、伊藤忠グループ経由で参加が決まったのだという「ITVの母体が商社ということもあり、ベンチャーキャピタルとのいいシナジーを生んでいる」(柴田氏)

  • 左が店舗用の新端末。条件にもよるが、半径20m程度でアプリが超音波を検出できる

 提携と並行して、店舗向けの端末もアップデートする。これまでの端末より小型化し、本体、ACアダプターともに白色を採用した。iPhoneアプリに関しても9月にアップデートを実施。ブランドごとに店舗を探せるユーザーインターフェースを追加するなどしている。

 スポットライトでは、1年以内に月間100万チェックインを目指すという。また将来的には蓄積されたデータを利用したサービスや、スーパー、コンビニなどに向けたサービスの開発も検討している。

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