ソニーから新たなウルトラブック「VAIO Duo 11」が登場した。一見、Windowsタブレットに見えるものの、液晶ディスプレイの奥のほうに指をひっかけ、ちょっと起こすとスプリングで液晶が立ち上がり、たちまちノートPCスタイルに変形するというSurf Slider方式を採用したハイブリッド型のPCだ。
VAIO Duo 11の発売日は10月26日で、Windows 8の発売日と同じ発売のため、OSはもちろんWindows 8を搭載する。タブレットスタイルで利用することもあり、液晶画面にはタッチパネルを搭載、別売りのデジタイザースタイラスペンを使った手書き入力も可能となっている。
液晶画面は1920×1080ドットのIPS液晶。とはいえ、Windows 8の“アプリ”を全画面表示で使っている際はフルHD解像度の高精細液晶を使っているという感じはしない。従来のWindowsに相当する“デスクトップ”に移ると高精細さを感じることができる。
CPUは店頭モデルにCore i5-3317U、BTOモデルではCore i3からCore i7まで選択できる。いずれも第3世代Core プロセッサーで性能や消費電力の点で優れており、グラフィック性能も高い。ストレージは店頭モデルでは128Gバイト SSDを搭載するが、BTOモデルでは64Gバイトや256Gバイトを選べ、価格面や大容量ストレージの要求にも応えている。
CPUにCore i5-3317U、2Gバイト×2の合計4Gバイトメモリ、128Gバイト SSDを搭載した試作機によって計測したWindows 8によるWindows エクスペリエンスインデックスは5.5。この数値となった原因はグラフィックスが5.5であったためで、その他の数値はさらに高い。最も高い値はプライマリハードディスクの8.1で、内蔵するSSDの高速さがはっきりと現れた結果だ。
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