米国時間9月27日、Intelが「Intel Atom Processor Z2760」(開発コード名「Clover Trail」)を擁し、ハードウェアパートナー各社とともにタブレット市場に参入する。
サンフランシスコでのイベントでIntelと並んで立っていたのは、Acer、ASUS、Dell、Hewlett-Packard(HP)、Lenovo、Samsung、ZTEの幹部らだ。これらの企業は、新しい「Windows 8」タブレットとコンバーチブルデバイスを展示している。
HPの「Envy x2」、Dellの「Latitude 10」、Lenovoの「ThinkPad Tablet 2」など、多くのデバイスはすでに発表済みだ。
どのデバイスもIntelのデュアルコアIntel Atom Processor Z2760を搭載する。このプロセッサは電力効率のよいシステムオンチップ(SoC)型の製品であり、パートナー企業はこのプロセッサによって厚さ8.5mm、重さ1.5ポンド(約680g)の薄くて軽いタブレットを製造できる。
Intelの説明によると、このチップはバッテリ寿命が長く、保存してあるHDビデオの再生で10時間以上、スタンバイ時は3週間以上もつという。
またIntelは、デバイス同士を近づけるだけで通信できる近距離無線通信(NFC)も宣伝している。IntelのチップはHDカメラ(800万画素まで)、Wi-Fi、3G、4G LTEもサポートする。
Intelの新しいチップを使用したタブレットやコンバーチブル端末には、フルバージョンのWindows 8が搭載される。フルバージョンでは、実質的に「Windows 7」ノートブックで動くすべてのソフトウェアを実行できる。この点が、「Windows RT」ベースのタブレットとの違いだ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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