Facebookユーザーは、「Dropbox」に保存されたファイルを自分のFacebookグループ内から共有できるようになった。クラウドストレージサービスを提供するDropboxが米国時間9月26日に発表した。
両社は、この新しい統合機能を26日に提供するにあたり提携をしていた。まもなくすべてのユーザーに対し、グループ内にDropboxオプションが提供される予定である。
DropboxのエンジニアであるChris Varenhorst氏はブログ投稿で、「研究グループ内でメモを共有したり、バスケットボールチームのグループに最新試合スケジュールを追加したり、家族のグループに誕生日の動画を投稿したりといったことが、どこからでも直ちに実行できるようになる」と記した。
ファイルを共有したい場合は、グループページ最上部の「Add file」ボタンをクリックすると、Dropboxがオプションとして表示される。グループのメンバーは、ファイルに対して「Like」(いいね!)ボタンを押したり、共有したり、コメントしたりすることができ、ファイルに加えられた編集はすべてクラウドを介して自動的に更新される。
他に今後予定されているFacebook機能があるかという質問に対し、Dropboxは、コーポレート開発を統括するIlya Fushman氏による声明で次のように回答した。「われわれは今回の機能提供を非常にうれしく思っており、共有とコラボレーションをより良くするための新しい方法を常に模索している」(Fushman氏)
Facebookは今回の動きの理由については述べなかったが、Dropboxを「信頼できるパートナー」と呼んだ。「われわれのチームは、ユーザーがあらゆる種類やサイズのファイルを瞬時にアップロードして議論できるようにするためのシンプルでアクセスしやすいソリューションを構築するために懸命に取り組んだ」とFacebookの広報担当者は述べた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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