若い人間が挑戦する姿を示したい--KLab Ventures - (page 2)

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 投資額については、500万円~5000万円ほどを想定しています。ただ、実際のところ500万円程度の投資などは全然行っていません。これは今後、学生で優秀な方やシード期の成長を助けるという意味合いで設定しています(筆者注:取材後にインターンシッププログラムの発表があった)。ある程度キャッシュフローが回っていて、次の成長にドライブをかけようという方には、たとえばほかのファンドと共同で1億円の投資を行うといったように、ある程度の金額をかけたいです。

 投資のプログラムなどは持っていません。株の持ち方についても「出資額は500万円、評価額が5000万円でその10%」というようなフォーマットは作っていません。だって、個々の会社毎に状況や評価なんて全然違うじゃないですか。普通株にしても、種類株にしても条件は全然違う。すべて創業者と話をして決めます。

 投資プログラムをパッケージにした方がいいかどうかは、投資する先のステージが似てるかどうかによります。私たちの支援先の場合、ある企業は1回目の投資、またある企業は2回目の投資といったようにバラバラです。だからパッケージにしにくい。投資件数の設定についてもあまり意味がないと考えています。数字って、独り歩きしますよね。ただ、投資のチームとはここはかなり議論しました。投資という観点ではポートフォリオを分散させた方が合理的です。ですが、我々は事業支援に集中したい。

--シードやアーリーステージの投資では次の投資ラウンドが重要になります。そこについてはどういったお考えでしょうか。

 投資した後、1年の間にどれだけバリューアップしたかによるので言いにくいのですが、私たちにはSBIというパートナーがあります。そこへの導線は当然意識していますし、期待もされています。

--Tokopediaへの投資も行っていますが、投資対象とするエリアをどのあたりまでと考えていますか。

 今注目しているのはフィリピンだったりします。ポテンシャルとしてはインドネシアかもしれませんが、若干過熱気味なんです。フィリピンにはKLabとして60名規模の拠点があるので、情報も入ってきており、これから議論するところです。ですが、まだ日本が活動の中心です。

--KLab Venturesとしての未来像は?

 これはKLab Venturesに限ったことではないと思いますが、やはり成功例が欲しい。それも世界中で圧倒的な成功例です。大きくスケールして、誰もが知っているようなサービスを生み出す。こういった意識を持ってやっています。KLabも大変な時期を乗り越えてIPOを達成しました。そういう経験は伝えたいですよね。

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