サムスンは、2013年2月にスペインのバルセロナで開催されるMobile World Congress(MWC)において、「GALAXY」シリーズの最新機種「Samsung GALAXY S IV」を発表する計画を立てている。同社関係筋と部品を供給する韓国企業が現地時間9月16日、The Korea Timesに対して明らかにした。
サムスンの関係筋はThe Korea Timesに対して、2013年にバルセロナでGALAXY S IVを発表する「準備ができており」、遅くともその1カ月後には世界中で発売を開始する見込みだと匿名で語った。
この予定が発表される数日前には、サムスンのライバルであるAppleが「iPhone 5」を発表した。iPhone 5は、画期的な機能に乏しく思えるために、業界の専門家と消費者から賛否入り交じった反応が寄せられている。
この関係筋はさらに、GALAXY S IVは、2012年5月の「Samsung GALAXY S III」発売から9カ月後に発売される予定なので、LTEネットワーク対応のAppleの最新型iPhoneを抑え込むのに十分すぎるほどだと語った。サムスンは9月に、GALAXY S IIIの販売台数が発売後3カ月あまりで2000万台に達したと発表した。
同関係筋によると、GALAXY S IVはハードウェアの仕様とソフトウェアの先進性において、同社で最も強力な端末になる見込みだという。
サムスンに部品を供給する韓国企業の幹部も、サムスンの最新端末は「間違いなく」LTE対応で、自社生産によるExynosブランドのアプリケーションプロセッサとクアッドコアプロセッサを搭載すると述べている。現在、GALAXY S IIIは、国によってサムスンのExynosとQualcommの「Snapdragon」プロセッサを使い分けている。
GALAXY S IIIの画面サイズは4.8インチだが、GALAXY S IVの画面サイズは5インチになる見込みで、GoogleのモバイルOS「Android」と有機発光ダイオード(OLED)ディスプレイを搭載する予定だという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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