アップルの新スマートフォン「iPhone 5」が米国時間9月14日、米国市場でちょっとした問題を起こしている。複数のオンラインストアがダウンし、初回出荷分が早くも品切れとなっている。
米国においてAppleから発売日に発送される初期出荷分は、1時間足らずで完売となった。太平洋標準時間の午前1時ちょうどを回ってからiPhone 5を購入しようとした人は、Appleのオンラインストアから新たに注文すると、出荷予定日が「2週間後」と表示されることに気付いた。当初、「出荷期日」は9月21日というメッセージが表示されていた。
iPhone 5の出荷予定日について、Appleはどの程度引き延ばすことができるのだろうか。2011年に発売された「iPhone 4S」の場合、Appleは新規注文分の出荷予定日を3〜4週間と発売後に引き伸ばした。購入者の中には、最終的にオンライン注文をキャンセルして、小売店の行列に並んだ人もいた。
米国では、14日に真っ先に購入しようとした人が、AppleとAT&Tの両オンラインストアがメンテナンスのため停止されていることを確認している。抜け目のないユーザーは、Appleの「iOS」アプリを通じて注文できることを発見している。iOSアプリからの購入オプションは、14日の午前0時を回った直後に使用できるようになった。一方、通信事業者各社では、Verizonのサイトが完全に動作しているのに対し、Sprintのサイトでは、注文開始直後の30分ほどの間、注文ページを表示しようとすると時間がかかった。
Sprintのストアページには「ただ今、注文ページを準備中です。しばらくしてから再度アクセスし、事前予約をしてください」というテキストが表示された。
Sprintのサイトは太平洋標準時間の午前1時30分ごろまでには復旧し、AT&Tのサイトは同1時50分までにはアクセスできるようになった。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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