米国時間9月12日に行われたAppleのイベントでは驚くような内容こそ発表されなかったものの、複数のアナリストが「iPhone 5」人気の高まりを期待し、9月の販売台数予測を引き上げている。
Piper Jaffrayが明らかにしたところによると、Apple通として有名なGene Munster氏を含む同社のアナリストらは、iPhone 5が「顧客の期待を裏切らない、あるいは上回る」だろうと述べ、iPhone全体の市場予測を引き上げたという。
Piper Jaffrayによると、9月締めの現四半期におけるiPhoneの販売台数は、当初予想の2200万台から増加し、2720万台に達するだろうという。なおAppleは12日、iPhone 5の販売開始日を9月21日と発表している。
アナリストらは、12日に明らかにされたiPhone 5の詳細によって、Appleが9月末までに600~1000万台のiPhone 5を販売するという予測がより強固なものになったと述べている。彼らはAppleの株式についても良いニュースが出てくることを期待しており、うわさされているApple製テレビや「iPad mini」についての予想さえしている。
Oppenheimerの予測はPiper Jaffrayのそれよりも保守的なものとなっている。Oppenheimerのアナリストらは、Appleが9月末までに600~700万台のiPhone 5を出荷し、9月締めの現四半期におけるiPhoneの販売総数が2500万台になると予測している。
また同社のアナリストらは、12月にはiPhoneの販売台数が4700万台に達すると予測しており、海外での販売が高い伸びをみせた場合には販売台数予測の見直しもあり得るとしている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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