ジャストシステムは、音声認識ソフト「ドラゴンスピーチ」の最新バージョン「ドラゴンスピーチ11J」を、10月19日に発売すると発表した。
ドラゴンスピーチ11Jは、最先端の音声認識エンジンを搭載し、話したことばをテキスト化できる音声認識ソフトだ。音声認識辞書は約100万語を収録しており、最高99%の高精度でテキスト化するという。また、事前に自分の音声を学習させるといった準備をせずに使えるのも特長のひとつだ。
Windowsの機能やアプリケーションも音声操作でき、音声だけで文書作成やFacebook、Twitterへの投稿、ネット検索などが可能になるという。また、ICレコーダを使って録音した音声ファイルの書き起こしや、選択した文章の読み上げにも対応する。
毎分200文字で入力でき、日本語ワープロ検定試験合格者が入力する(毎分70文字程度)よりも約3倍速い入力が可能という。句読点は適切な位置に自動挿入し「えー」「あー」などの不要語は自動削除するため、テキスト化した後の修正や編集といった面倒な作業を軽減する。日本語だけでなく、英語にも対応する。
また、iPhone/iPad向けの無料アプリ「Dragon Recorder」を使えば、iPhone/iPadに音声を録音し、あとでその音声ファイルをテキスト化するといった使い方もできる。
なお、希望小売価格は、ノイズキャンセリング機能付ヘッドセットにした「ドラゴンスピーチ11J[ヘッドセットマイク付]」が2万4255円、ヘッドセットマイクを同梱しない「ドラゴンスピーチ11J 優待版」が1万4490円。なお、優待版はドラゴンスピーチの旧バージョン、および「AmiVoice」「ViaVoice」の所有者が対象になる。
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