Push 4.0は、Twitter、Facebook、メール、RSSフィードなどの更新をプッシュ通知で知らせてくれるアプリだ。一度アプリを購入すれば、すべての機能を使用できる(アプリ内にアドオンの購入画面があるが、旧バージョンの所有者用に残されている機能)。Twitterではキーワード、DM、@メンションの通知、Facebookではメッセージやフィードの更新通知を設定可能だ。設定は、アプリ内でもできるほか、ウェブサイトからも変更できる。
Push 4.0を利用するには、最初に専用のアカウントを作成する必要がある。次に、通知させたいサービスを追加するのだが、「Inboxes」画面には設定画面へのアイコンがない。「All」などの通知画面を表示すると、画面左下に設定アイコンが表示される。このあたり、ユーザーインターフェイスが多少ごちゃっとしている感が否めない。
それは、Twitterの設定画面にも言える。Twitterのプッシュ通知を有効にするには、「Notifications」画面から「Settings」→「Twitter」→「Accounts」(アカウント名)をタップすると表示される画面で「Direct Messages」(DM)や「For Lists」(リスト)などの通知項目を選択する。複数のアカウントが登録可能であり、アカウントごとに通知内容を変更する場合には便利だ。通知音は27種類から選択できるので、好みの音が見つかる可能性は高い。アプリ内から、ツイートへの返信、再投稿などができるほか、Twitterのモバイルサイトにアクセスして、ツイート元のユーザ情報を確認することもできる。
Mailの受信をプッシュ通知で受け取るには、自分のメールアドレス宛に届くメールを、「Email Settings」画面に表示されている専用のメールアドレスに自動転送するように設定しておく必要がある。Gmailを利用している場合、特定のメールのみを転送するように、フィルタを作成しておくと良いだろう。さらに、RSSフィードを登録しておくと、こまめにチェックしておきたいブログ記事などの更新を、いち早く知ることができる。RSSフィードは、アプリ内から検索して追加することができるが、Webサイトから登録すると簡単だ(初めてRSSフィード通知を利用すると、このURLが書かれたメールが送られてくる)。
筆者は、以前はBoxcarを使っていたが、通知の遅延が頻繁に発生したため、Push 4.0に乗り換えた。1年以上使っているが、今のところ遅延も少なく快適に利用している。通知音の選択肢が多いのも気に入っている。Twitterクライアントの中には、プッシュ通知機能のあるものもある(Twitter公式アプリなど)。また、iPhone自体でメールの受信を通知させることもできる。しかし、プッシュ通知の管理を1つのアプリでまとめて行いたい場合には、本アプリが便利だ。
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