これこそ「本物」の「iPhone 5」?--新たな動画が流出か

Rick Broida (Special to CNET News) 翻訳校正: 編集部2012年09月06日 13時17分

 米国時間9月12日、すなわち「iPhone 5」の発表が予想される日まで1週間を切った。いや、ひょっとしたら「新しいiPhone」の発表日と呼ぶ方がよいのかもしれない。

 いずれにしても、Appleから新たな携帯電話が発表される可能性に変わりはない。そして新たに投稿された動画を見る限り、モックアップや流出した仕様、これまでに流れていたうわさはすべて正しかったと言える。

 この動画(Gizmodo経由で入手)では、新しいiPhoneと「iPhone 4」を手にした撮影者が、さまざまな角度からそれぞれの側面や背面、上部などを比較している。

 とはいうものの、これもまた、部品を組み立てただけのモックアップにすぎないのではないだろうか?答えはノーだ。この動画を40秒再生したあたりで、2台の携帯電話の電源が入れられ、その約34秒後に、新しいiPhoneが起動するのである。

 ただ、起動と言っても、ある意味でという注釈を付けた方がよいかもしれない。画面からは「not registered as part of the iPhone Developer Program」([このデバイスは]iPhoneデベロッパープログラムには登録されていません)というエラーメッセージが読み取れる。

 そうであっても、筆者はこれが紛れもなく新しいiPhoneだと言ってよいと考えている。この動画を繰り返し見た後、筆者は以下のような考えを持つに至った。

  • 新しいiPhoneはiPhone 4に比べると確かに、ほんの少しだけ薄くなっており、横幅も狭くなっているようだ。また、0.5インチ(1.27cm)ほど長くなってもいるようだ。
  • 照明のせいかもしれないが、新しいiPhoneの画面は、従来のものよりもずっと黒いように見える。
  • iPhone 4は、新しいiPhoneの起動後、およそ6秒経ってから起動が完了した。
  • いずれのモデルにおいても、起動プロセスの最後でAppleのロゴにちょっとしたビジュアルエフェクトがかけられていた。筆者はこれが「iOS 6」特有のエフェクトだと考えているものの、それに関する言及を見かけたことはない。このエフェクトを目にしたことのある開発者の方はいないだろうか?
  • ヘッドフォンジャックは底部にあり、新しいドックコネクタの横に配置されている。筆者はこれについての確たる意見を持っていないものの、最初の反応は「あれっ」というものだった。

 あなたの考えはどうだろうか?この動画のiPhoneは偽物の可能性もあると考えているだろうか?あなたは、iPhone 5関連のニュースと、米国大統領選挙のニュースのどちらに辟易しているだろうか?

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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