ソニーは8月31日、3D対応のプロジェクタ「VPL-HW50ES」を発表した。パネルには0.61型のSilicon X-tal Reflective Display(SXRD)を採用する。発売は10月25日。店頭想定価格は33万円前後になる。
VPL-HW50ESは、光学パーツを新規設計し、色域を損ねることなく明るさの最大化を図ったミドルクラスのプロジェクタ。輝度は1700ルーメン、ダイナミックコントラスト比は10万対1で、明るくきれいな高画質を再生する。
独自の「データベース型超解像処理LSI(リアリティークリエーション)」を搭載し、映像本来が持つ質感や色をリアルに復元することが可能。明暗レベルを自動補正する「アドバンストアイリス3」、「コントラストエンハンサー機能」を備え、シーンごとに最適なコントラストを得られるよう調整しているという。
映像モードは「シネマ フィルム 1/2」「ゲーム」「リファレンス」などに加え、完全遮光できない環境や照明を点けた状態でも視聴できる「ブライトシネマ/TV」モードを用意する。
サイズは高さ179.2mm×幅407.4mm×奥行き463.9mmで、重量約9.6kg。ファンの低回転化、風切り音と駆動振動の低減、低風量で冷却できるランプハウジングなどにより、ファンノイズを約21デシベルまで低減した。3Dシンクロトランスミッタを内蔵し、別売の3Dメガネ「TDG-PJ1」を装着すれば3D映像再生も可能だ。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
イノベーションの「種」から社会実装へ--
社会課題の解決に挑む各社の挑戦
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力
「1→10」の事業化を支援する
イノベーション共創拠点の取り組みとは
すべての業務を革新する
NPUを搭載したレノボAIパソコンの実力