ソニーは8月30日、オーバーヘッドタイプのヘッドホンに密閉ダイナミック型ヘッドホン「MDR-1」シリーズを追加したと発表した。マスタリングスタジオの音を目指し開発されたという。
発売されたのはノーマルタイプの「MDR-1R」(価格:3万975円)、Bluetooth対応の「MDR-1RBT」(価格:4万3050円)、ノイズキャンセリングモデルの「MDR-1RNC」(価格:4万9350円)。いずれも発売は10月27日。液晶ポリマーフィルム振動板を内蔵し、中~高域で高解像度の音を再生する。
4Hz~80KHzまで再生する広帯域のHDドライバユニットを採用し、低域から超高域までを再現できるとのこと。ハウジング部にはポートを設けることで、低域における通気抵抗をコントロールし、リズムを正確に表現する。
イヤーパットは内側に倒れこむ構造を採用することで、耳を包み込むような装着感と高気密性を確保。音漏れも低減できる。
コードは脱着式で、表面に細かい溝を設け絡みにくくしたセレーションコードを採用。1.2mの通常接続コードと、iPhone/iPad/iPod専用のマイク付きリモコンが装備されたコードの2タイプが同梱される。
MDR-1RBTは、NFC対応のBluetoothヘッドセットだ。スマートフォンにタッチするだけでBluetoothペアリング、接続ができる。内蔵のリチウムイオン充電池で駆動し、約30時間の使用が可能。ケーブルも付属するので、電源オフ時は通常のヘッドホンとして使用できる。
ノイズキャンセリングモデルのMDR-1RNCは、ハウジングの中と外に2つのノイズセンサを備えた「デジタルデュアルノイズセンサーテクノロジー」を採用し、約99.7%の騒音低減率を実現した。電源には内蔵のリチウムイオン充電池を使用し、約22時間の使用が可能。電源オフ時は通常のヘッドホンとしても使用できる。接続コードのほか、iPhone/iPad/iPod専用のマイク付きリモコンが装備されたコードも同梱される。
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