今回発表された3つのスマートフォンのうち、ハイエンドモデルは「docomo NEXT series Optimus G L-01E」(LG電子製)だ。10月~11月発売予定。QUALCOMM製のクアッドコアCPU「Snapdragon S4 Pro(APQ8064/1.5GHz)」と2Gバイト RAMメモリを搭載。NOTTVに対応したほか、防水(IPX5/7)、ワンセグ、おサイフケータイ、赤外線通信機能も備えたオールインワンモデルだ。カメラは有効画素数約1325万。
丸山氏は、「グローバルモデルをベースに、ドコモ向けにカスタマイズした。機能面でも一切妥協はしていない」と自信を見せる。
「スマートフォンにクアッドコアを搭載すると、何がよくなるのかとよく聞かれる」とし、好きな代表的な機能として、動画を再生しながらズームインアウトができる「ライブズーム」機能を紹介した。
このほかスマートフォンは、docomo with seriesとして「AQUOS PHONE si SH-01E」(10月発売予定)と「Ascend HW-01E」(10月~11月発売)をラインアップする。
AQUOS PHONE si SH-01E(シャープ製)は持ちやすさを重視した製品で、幅59mmと小型にした。現在の5インチクラスの端末(幅約70mm程度)に対して、約10mm近く小さくし、「女性を想定しているが、男性にも十分おすすめできる機種」という。防水・防塵(IPX5/7、IP5X)、ワンセグ、おサイフケータイ、赤外線とフル装備する。チップセットは、QUALCOMM製の「Snapdragon S4(MSM8960/1.5GHz)」で、カメラは有効画素数約1210万画素の裏面照射型CMOSセンサを搭載する。
なお、3万台限定で、SH-01Eをベースにしたイギリスのファッションブランド「Vivienn Westwood」とコラボレーションしたモデル「SH-01E Vivienn Westwood」を発売する。発売時期は11月~12月予定している。
Ascend HW-01E(Heiwai製)は、電源オフ状態からの起動時間が5秒で「世界最速」という。動作速度やレスポンスにこだわった快適な操作感が特長という。 ワンセグ、NOTTV、おサイフケータイに対応し、チップセットはSnapdragon S4(MSM8960/1.5GHz)。
これまでドコモは、Wi-FiルータやフォトフレームでHeiwai製の端末を投入してきたが、スマートフォンは初登場となる。「シンプルで上質感があり、男女を問わず使えるのではないか。サクサク感にこだわり、動作速度やレスポンスにこだわった。日本市場の特長に合わせてカメラにも力を入れてもらい、有効画素数1310万の裏面照射型CMOSセンサカメラ搭載した」(丸山氏)とした。
今回発表されたモデルは、すべてAndroid4.0が搭載されている。Android 4.1へのバージョンアップについて、「基本的には、極力OSのバージョンアップには前向きにやっていきたい。しかし、現在コミットだとか、時期を明言することはできない」(丸山氏)と明言を避けた。
なお、米国で行われたサムスンとアップルの訴訟の判決が話題となっているが、今回の発表会でも質問が飛び交った。丸山氏は、「結論から申し上げると我々は特に影響はないと考えている」とコメントした。詳細はこちらの記事を参照してほしい。
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