Twitterは自らのインターフェースをユーザーエクスペリエンスの中心に置くことに心をくだいている。そのことは、ツイートに用いられたクライアントアプリケーションの名称をツイート表示から省いたという事実によっても裏付けられる。
これは実質的に、Twitterの投稿に用いられたクライアントアプリのブランディングが行えなくなるということを意味している。これまでは、例えばHootSuiteやSeesmicを用いてツイートした場合、そういったアプリの名称が詳細情報として表示されていた。
これは些細な変更のように思えるかもしれないが、Twitterはその世界を自らのものにしておきたい、Twitterのユーザーエクスペリエンスと競合するような他社の宣伝を無償で行うことはない、というメッセージを開発者に送っているように感じられる。
Twitterは、既にモバイル版インターフェース上で行っていた変更をウェブ版インターフェースにも適用したことを認めているものの、通常のメンテナンス作業の一環であると主張している。
Twitterの広報担当は米CNETに「これはツイートをシンプルにし、シェアされている情報を強調するという、われわれが継続的に行っている作業の一環だ」と述べている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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