ソーシャルネットワークFacebookが公表した新しいデータによると、同社サイトがゲームをプレイする場所として急速に成長しているという。
Facebookは米国時間8月14日、世界中の2億3500万人を超えるユーザーが同社サイトでゲームをしていると発表した。2011年の同時期の2億500万人から増加している。また同社は、ゲームのユーザーベースは2012年の初めから8.4%増加し、7月だけでも同サイトからAppleの「App Store」とGoogleの「Google Play」へとユーザーを誘導した回数は1億7000万回を超えたことを明らかにした。
Facebookには、「Words with Friends」や「FarmVille」をはじめとする多数のゲームが存在する。同サイトはこれまでに、ソーシャルゲームやそれほど複雑でないゲームなど、いわゆるカジュアルゲームを求めるユーザーの行き先としての地位を確立している。このようなカジュアルゲームは、Facebookの主要な収益機会となっている。同社は「Facebook Credit」と呼ばれる仮想通貨を提供しており、その取引で生じた売り上げの30%を徴収している。
Creditの取引増加に大きく貢献するのは、FarmVilleや「CityVille」といった人気の高いゲームを開発するZyngaである。しかし、Zyngaはこの数四半期の業績が芳しくなかったことを受けて、事業を再編成してモバイルゲームへの取り組みを強化することにした。この動きによって、将来的にはFacebookに大きな問題が生じる可能性がある。
またFacebookは同日、「App Center」が好調で、直近1カ月の利用者数は1億5000万人だったことも明らかにした。App Centerのおかげでアプリのインストール件数が、それまでのアプリケーションおよびゲーム用ダッシュボードのときの2.4倍になったとFacebookは述べた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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