Microsoftは米国時間8月7日、「Windows 7」と「Windows 8」向けサービスの新しいバンドルを提供開始した。名称は「Windows Live Essentials」ではなく「Windows Essentials」。いくつかの新機能が追加されているものの、インストールするとPCから「Live Mesh」が削除される。
Microsoftはこれまで、「Windows Live Mail」「Messenger」「Movie Maker」「Photo Gallery」「Family Safety」(ペアレンタルコントロール)、「Writer」(ブロギングツール)、「Mesh」(PC同期サービス)を含むサービスバンドルに対し、Windows Live Essentialsという名称を使用してきた。同社は2011年半ばに2011年版のWindows Live Essentialsバンドルをリリースした。
2012年版のWindows Essentialsバンドルでは、Movie MakerとPhoto Galleryがアップデートされている。「Mail」やMessenger、Writerもあるが、Windows Essentials 2012の内容をWindows Live Essentials 2011と比較している人々のコメントによると、ほとんど変わっていないという。
一部のユーザーが望ましく思っていない変更が1つある。Windows Essentials 2012をPCにインストールすると、Live MeshがMicrosoftのクラウドストレージサービスであるSkyDriveに置き換えられるのだ。
Microsoftはここのところしばらく、Live Meshを廃止する予定であることを示唆していた。しかし、Live Meshを使用している一部のユーザーが述べたように、SkyDriveにはLive Meshと同じ機能がいくつかあるが、削除された機能もある。その一部は、多くのLive Meshユーザーとって、搭載されていないと困る機能だ。Live Meshを使用すれば、クラウドにアクセスしなくてもPC同士を同期できる。また、Meshでは、ユーザーが同期するコンテンツの量を細かく調整できるが、同様の機能はSkyDriveにはない。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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