「Windows 8」やタブレット関連の盛り上がりに取り残されてはならないと、Microsoftのハードウェア部門は米国時間7月30日、一連のモバイル用インプットデバイス新製品を発表した。
4種の新デバイスはすべてBluetooth接続対応で、Windows 8搭載タブレットおよびノートPCといったモバイル製品に的を絞っている。さらにMicrosoftによると、「iOS」および「Android」搭載端末にも対応予定とのことで、それならこれらデバイスがWindows 8の発売予定である10月26日より早くリリースになるとしても納得がいく。
4種の新製品のうち、「Wedge Mobile Keyboard」は最も興味深い。厚みのあるゴム製カバーは移動中のキーボードを保護する。中からキーボードを取り出すと、このカバー部分は半分に折れて調整可能なタブレットスタンドに変身する。
キーボードはまさしくWindows 8向けに作られており、4つの専用ホットキーと新しい「Windows」ロゴを冠したWindowsキーを備える。
Wedge Touch Mouseもまた目を引く製品だ。角張っていて高さを抑えたデザインはいかにも移動向きだが、いくつか素晴らしい機能も備えている。
「BlueTrack Technology」のセンサによって、ほぼどんな表面上でも使用できるため、作業スペースがなくズボンをはいた膝の上でマウスを動かす必要があるときなどに便利だ。スクロールホイールの代わりに、マウスの表面上のどこでも認識するタッチベースの4方向スクロールを採用している。
Microsoftは年内リリース予定の同製品の価格を69.95ドルとしている。
Wedge Touch Mouseの価格が下がるまで待てない人には、49.95ドルの「Sculpt Touch Mouse」という選択肢もある。
Sculpt Touch Mouseは、Wedge Touch MouseのようにBlueTrackセンサを採用しているが、マウス表面のどこでも認識するタッチスクロールではなく、4方向のスクロールストリップのみを備えている。
そして4つ目のデバイスは、「Comfort Curve」キーボードのタブレット向けバージョンで、こちらも近日中に発売となる。
価格49.95ドルの「Sculpt Travel Keyboard」キーボードは、Windows 8対応ホットキーを備えたシンプルなワイヤレスデバイスだ。また、よりハイエンドな「Wedge」製品と比べて「Sculpt」シリーズはより安価な価格設定となっている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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