logo

GizmodoのTwitter乗っ取られる--元記者が経緯を明らかに

Steven Musil (CNET News) 翻訳校正: 編集部2012年08月06日 12時37分
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 Gizmodoの元記者Mat Honan氏が、同氏の電子メールアカウントや「Twitter」アカウントだけでなく、Gizmodoの公式Twitterフィードがハックされたことについて、AppleCareの技術者を非難している。

 Gizmodoへのハッキングは米国時間8月3日、「Clan W3」と名乗る人物またはグループによって行われ、短時間であったが、人種差別的なツイートや攻撃的なツイートがGizmodoの41万5000人のフォロワーに送信された。Gizmodoは当初これらのツイートについて元記者を非難したが、同社アカウントの制御をすぐに取り戻した。

 現在Wiredに在籍するHonan氏はブログ投稿で、ハッカーが同氏の「iCould」アカウントに侵入し、デバイスの情報を消去して「Gmail」とTwitterのアカウントにアクセスした経緯をどのような方法で知ったのかを説明した。同氏は、Appleの技術者がソーシャルエンジニアリングの餌食になったと述べている。ソーシャルエンジニアリングとは、コンピュータではなく人間を操ることによってタスクの実行や情報漏えいを引き起こす手法のことだ。

 ハッキングがどのように行われたのか分かってきた。ハッカーとAppleの双方に確認を取ったが、パスワードは無関係だ。ハッカーはAppleの技術サポートを通じて侵入し、巧みなソーシャルエンジニアリング手法を使ってセキュリティに関する質問を回避した。Appleはわたしの「Macbook」を預かり、データの修復を試みている。ロックアウトされたことがわかっているわたしのアカウントはすべて元に戻った。他にもハックされた場所はないか、調査を続けている。

 Honan氏によると、このハッキングは8月3日午後に発生し、何者かが同氏のiCloudにアクセスしてパスワードをリセットしたという。これによって、同氏の「iPhone」「iPad」「MacBook Air」にリモートワイプが実行され、Twitterアカウントが乗っ取られた。ブログには、デバイスとアカウントへの制御を取り戻すために同氏が直面した難題についても記されている。

 Honan氏は当初、ハッカーがブルートフォース攻撃の手法を使用して、7桁の英数字で構成されたパスワード解読したのではないかと疑ったと述べた。しかし、ブログ更新では、ハッカーだと主張する何者かが同氏に接触し、『パスワードを推測したり、ブルートフォースを使ったりしていない。電子メールを入手する独自の方法がある』と述べた、と記している。

 米CNETはコメントを求めてAppleに問い合わせたが、現時点で回答は得られていない。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

-PR-企画特集