ソニーは7月31日、ウェブサイト「ポッターモア(Pottermore)」日本語版をオープンした。元となるPottermoreは、ベストセラー小説「ハリー・ポッター」シリーズの著者であるJ.K.ローリング氏が立ち上げたサイトで、今回はその日本語版サイトとなる。
Pottermoreでは、ハリー・ポッターの世界をオンライン上で無料で楽しめる「ポッターモアエクスペリエンス」と、同シリーズの電子書籍などを販売する「ポッターモアショップ」があるが、日本ではまずはポッターモアショップからスタートする。
ポッターモアショップはシリーズ全7巻がそろっており、日本語版ほか、英語、ドイツ語、フランス語、イタリア語、スペイン語版も購入できる。日本語版の価格は、全7巻の一括購入が7110円。ほか、1巻から3巻までが各900円、それ以降は各1300円となっている。
なお、ハリー・ポッター日本語版は、EPUB3フォーマットで提供される。ソニーの電子書籍リーダー「Reader」および「Sony Tablet」、ソニーモバイルコミュニケーションズの「Xperia」シリーズスマートフォンの対応機種ほか、Adobe Digital EditionsなどのソフトウェアがインストールされたPCなどで読める。
日本語版の電子化は、ソニーやKDDIなどが出資し、電子書籍の共通配信プラットフォーム提供を行うブックリスタが担当した。
今後は、ポッターモアエクスペリエンスもオープンする方針。ポッターモアエクスペリエンスには、「ハリー・ポッター」シリーズの物語に加えて、J.K.ローリング氏が新たに書き下ろしたコンテンツも掲載されるとしている。
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