筆者は「iPhone」で「Notes」アプリを多様な目的に使っている。例えば簡単なリストの作成やアドレスのメモなど、すぐにどこかに記録しておきたいさまざまな情報のメモに利用している。MacのNotesは、iCloudを通してiOSデバイスに搭載されたNotesと同期され、iPhoneのNotesと同じように動作するが、便利な機能がいくつか追加されている。
情報を書き留める場所として使用するだけでなく、さまざまなフォントやリッチテキスト、連番の箇条書きを含む、書式が整えられたメモの作成もできるようになった。そして、作成したすべてのメモをiOSデバイスで同じ書式で閲覧することが可能だ。写真や添付ファイル、リンクは、メモにドラッグするだけで追加できる。さらに、メモをダブルクリックして新しいウィンドウで開いた後、その情報をいつでも手元で利用できるようにデスクトップにピン留めして、付箋のようなものを作成できる。Notesには、電子メールやMessagesを通して共有できるように、共有ボタンも用意されている。
筆者が行ったテストでは、「AirPlay Mirroring」はMountain Lionで概ね良好に動作し、わずかな遅延が発生しただけだったが、いくらかの遅延は当然起こり得るだろう。Mountain Lionの同機能は、AirPlay対応デバイスが存在する場合、それを自動的に検出し、メニューバーに小さなアイコンを表示する。あなたが同一のネットワーク上にいる場合は、そのアイコンをクリックして、システム環境設定のDisplaysを開き、ドロップダウンウィンドウからAirPlay Mirroringを選択すればいい。
筆者が体験した限りでは、同機能は同梱アプリからHD動画、サポートされるゲーム、さらにはFlash動画まで、デスクトップ上のほとんどあらゆるもののミラーリングを適切に処理できる。筆者がテスト中に気づいた唯一の遅延は、より高い解像度の動画を扱ったときに発生し、時折動作がぎこちなくなった。しかし、それは積極的に動画を視聴しようとしている場合を除けば、視聴体験を中断したくなるほどひどいものではなかった。
Mountain Lionでは、通常ならタイプ入力が使用されるであろうあらゆるアプリやウィンドウで、口述筆記の機能を利用できるようになった。「System Preferences」でその機能を有効にした後、Functionキーを2回押す(またはユーザーが指定したホットキーの組み合わせを押す)だけで、すぐに録音が始まる。筆者が実施したテストでは、この「Dictation」機能は称賛に値する働きをしたが、当然のことながら、精度を最大限に高めるために明瞭な発音をし、声をはっきり出すことが重要だった。
Dictationには1つ大きな問題がある。同機能は、ユーザーが発した音声をAppleのサーバに送信して、テキストに変換する。個人的な内容をApple経由で送信することで、監視されているような気分になることは見逃しても、このことは、オンラインにいなければ同機能を利用できないことも意味している。この問題が処理能力ゆえなのか、メモリ、あるいはストレージの問題なのかは筆者には分からないが、オンライン接続した状態でないと利用できないというのは残念だ。Appleはなぜ、音声テキスト変換ソフトウェアをOSに搭載するという簡単なことをしないのだろうか。その理由は筆者には想像も付かないが、同機能を実装する最良の方法が採られているとは思えない。
より多くのiOS機能をMacに受け継がせるという方針に沿う「Gatekeeper」は「塀で囲まれた庭」としての役割を果たし、信頼できる開発元からのプログラムのみに起動を許可することで、Macを安全な状態に保つ。ここでのユーザーの選択肢は、「Mac App Store」からのみダウンロードする(最も安全)、Mac App StoreからのダウンロードとAppleが認証したサイトからのファイルの両方を許可する(おそらく安全)、あらゆる場所からダウンロードする(安全性は最も低い)の3種類である。
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