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朗読アプリ「朗読少女」書籍化を記念したイベントを実施--生朗読などを披露 - (page 2)

佐藤和也 (編集部)2012年07月29日 10時00分
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朗読の伝え方は「空気感を感じてもらう」こと

 イベント終了後に行われた報道陣向けの取材では「人前で朗読をするというイベントの経験が無かったので、貴重な体験ができました。ラジオの楽しさも伝わったと思うので、ラジオも聴いていただきたいです」(徳井さん)、「帯を書いたという形でゲストに呼んでいただきましたけど、とても楽しかったですし勉強になりました。今後もなにか朗読少女に携わることができたら」(仲谷さん)、「以前1人でイベントをしたことがあったんですけど、今回は3人ということで新しい発見と空気感がありました。自分1人で作っていくのではなく、みなさんと作っていく感覚が味わえてすごく楽しかったです」(ささきさん)とそれぞれにイベントの感想を述べていた。

 また朗読の楽しさや難しさについての質問では、徳井さんは丙絵ゆいの声で披露することがこのイベントで初めてということもあり、自分自身ではなくキャラクターとして朗読することの難しさがあるとしながらも「私が朗読少女で感じた、キャラクターが読んでくれることのかわいらしさや楽しさを、丙絵ゆいちゃんとして表現したいし、いろんな作品を読んでいきたい」と今後に向けた意気込みを語った。仲谷さんは経験不足から噛んでしまうところが多く時間がかかることが課題としながらも「声に出して気づく言葉の表現があって、読んでて楽しいと感じています」と述べた。

 朗読少女ではすでに100作品以上の朗読を行ったささきさんは、物語の登場人物や場所、物音に至るまで全部1人で演じることが大変でもあり、やりがいのあることとした。「声優のお仕事全般に言えることなのですが、”伝える”ことがすごく大切です。そのなかでも朗読は朗読ならではの伝え方があると考えています。原作を書かれている方のことはもちろん、当時の時代背景や環境など、聴いてくださる方が朗読を通して、作品の様々な空気感を肌で感じていただけるのが朗読の良さかな、と。そこが難しいところでもあり楽しくやりがいのあるところだとも思います」。

 ちなみに、ささきさんに朗読少女の収録で大変だった作品について質問すると「源氏物語」を挙げた。「初期のころに収録した作品で、『朗読少女』というものを作り始めた段階でした。また、昔の作品ならではの言い回しもそうですが、何通りも読み方がある言語なども多く、どの読み方をするのがいいのか何度も相談し合いました」と当時のエピソードを披露。また、詩の朗読についても「物語よりも短いことが多いですが、その短い言葉たちのなかに本当にたくさんの情報が詰め込まれています。そこでしおりちゃんらしさをどこまで介入させて読むか、といったところで、とてもやれることの幅が多く、やりがいと難しさを感じています」と語った。

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