マイクロブログサービスのTwitterで米国時間7月26日、膨大な数のユーザーが数時間にわたりサービスを利用できなくなる障害が発生した。同社はこの障害について、2カ所のデータセンターで同時に問題が発生する「インフラ上のダブルパンチ」が原因と説明した。
Twitterのサイトは太平洋時間午前8時20分から9時までの間にダウンし、復旧するまで約2時間にわたって利用できなかった。
通常、データセンターは1カ所がダウンしても、緊急事態やバックアップ用に確保している別の場所を利用できるようになっている。だがTwitterはブログ投稿で、並列的なシステムがほぼ同時にダウンしたと述べた。
Twitterは投稿で次のように説明している。「本日の障害がオリンピックか、せめて連鎖的なバグで説明できるものだったら良かったのにと思う。だがそうではなく、原因はこのインフラ上のダブルパンチだ。今後こうした状況にならないよう、われわれはシステムに積極的に投資している」
比較的若い会社であるTwitterは、爆発的に成長したことからくる障害に頻繁に見舞われた。だがここ数年、時々発生する短時間の障害を除き、こうした障害のほとんどは収まっていた。
6月に発生した障害では、Twitterが約1時間にわたって利用できなくなった。同社はこのとき「われわれのインフラコンポーネントの1つにおける連鎖的なバグ」が原因と説明したが、それ以上の詳細は明らかにしなかった。
今回の障害の前には、Googleのチャットサービス「Google Talk」でも同様にトラブルが発生し、26日午前に数時間ダウンした。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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